KANBARA ARCHITECTS
& ASSOCIATES

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既存樹木を活かす

LANDSCAPE RESTORATION DESIGN

敷地内に既に植えられ、立派に育った魅力的な樹木が存在する場合は、
これらを残して建物と共存させる造り方もあります。
「思い出のある木を新しい計画に活かしたい」という考えは、
建物と共に土地の記憶を継承していくことにつながります。

敷地内には約1m高低差があり、この条件を利用したスキップフロアーで構成させています。
豊富な既存樹木があり、これらを可能な限り残しながら、建物との関係を造り出しています。
(矢板K)
南側の全開口サッシの前には、印象的な形の梅の木があり、ピクチャーのような形で室内に取込んでいます。
和の雰囲気の庭ですが、モダンな建築とうまく融合しています。
北側にも「竹」を含む多くの樹木が存在し、スタディコーナーに設けた大きな窓を通して、家全体で緑を感じることができます。
1階ホールと2階ダイニングからは、以前から敷地に植えられていたハクモクレンが見えるように建物の形状及び配置を検討し、建替えらえれたこの建物に今までの記憶を継 承する役割を果たしています。
成長した落葉樹は、夏は日差しを遮って、爽やかな木漏れ日を感じることができ、冬は葉が落ちて太陽の恩恵を室内の奥まで届けてくれます。(西川田K)
1階のスタディスペースの北側には、風致地区で以前より整備されていた植栽に「竹」をプラスし、デスク前の小窓から緑を感じながら、落ち着いた気持ちで学習することが できます。
これらは吹抜けを介して2階からも楽しむことができ、安定した北側採光と共に、緑あふれる空間を造り出しています。(戸祭台N)
制作実績
かんばら日記

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