【建築概要】
敷地は、北関東自動車道の宇都宮上三川インターまわりにできた新しい街(宇都宮インターパーク地区)、大きなショッピングモールや、住宅の建設が予定されている場所にあって、宇都宮環状線から真直ぐ南に抜けるメインストリートに面している。待合室は天井を高く、東側の大きなハイサイドライトをとることで、内部からの開放感と広告塔のような役割をもたせた。診察室は北側に面し、光庭に向かって診察を受けるレイアウトとした。南側の開口と違い、午前中から夕方まで安定した柔らかい光が得られるため、ブラインドを下ろすことなく、庭の緑を見ながらリラックスして診察を受けることができると考えた。